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ブロック注射治療とヘルニア

整形外科やペインクリニックでは、ブロック注射でヘルニアを治療することがあります。ブロック注射の作用機構を簡単に説明すると、痛みを伝える回路である神経に局所麻酔薬を作用させることで一時的に痛みを遮断するということになります。

このような神経ブロック注射には症状によって様々な種類のものがありますが、一般的なものの一つに硬膜外ブロック注射があります。

こちらは神経を覆っている硬膜の外側に曲粗麻酔薬を作用させる手法で、お尻の真ん中付近の仙骨の隙間に注射をする仙骨硬膜外注射と、背骨と背骨の間に注射をする腰椎硬膜外注射の2種類があります。

どちらの注射も高い鎮痛効果と即効性が期待でき、1度の治療でも随分と症状の状況が良くなることもあります。基本的には通院をしながら治療を受けることが出来るので、大抵神経注射のファーストプロセスにはこれらの方式が適用されることが多いです。

ただし、注射後の注意点として、処置時の針穴から雑菌が入ると感染症になる可能性があるのでお風呂に入るのは控えなければなりません。

この場合はシャワーを浴びて汗を流すくらいにしましょう。また、治療上の使用で排尿や排便時に違和感があることがありますが、通常1日程度で元に戻りますので心配はいりません。

これに関連して注射後は足の力が弱くなりますので、ふらつく場合もあります。この時に無理をして運動をすることや腰に過度の負担のかかる動作は避けた方が良いです。さらに、注射後のアルコールの摂取や喫煙も控えることが望ましいです。

これらのことは最低限のことですが、他にも気になることがある場合には医師にしっかりと確認を取って下さい。施設によって注意点に違いがあることも十分に考えられますので、良く聞いて守りましょう。