自律神経を鍛える会 » ガイドラインについて

ガイドラインについて

変形性膝関節症には様々なガイドラインが存在します。厚生労働省が公表しているガイドラインもあれば、医科大学が出しているものもありますが、ガイドラインはその時々の変形性膝関節症の症例データなどを繁栄してアップデートされますので、新しいもののほうが古いものよりもためになると言えます。

最近のものから診断のガイドラインを抜粋しますと、変形性膝関節症は50歳以上の方の膝関節痛のほとんどを締める症状であり、また疼痛は安静によって軽快し、主体的な痛みは動作開始時に起こる、とあります。

また普遍的な特徴として、変形性膝関節症は女性に多いということがあります。その他には加齢によるケースが多いこと、また日本の症例では、内反膝変形に伴った内側型、そして変形性膝関節症の症状に膝蓋型の合併が起こるケースが圧倒的に多いとあります。

また治療のガイドラインでは、病態は長期の経過を辿り、変形性膝関節症の根本治療法が無いこと、また治療目的として進行を防止することと、対症療法を行うことが大切であるとしています。

やはり、変形性膝関節症は一度かかると治療は長引く場合が常ですし、たとえ手術をしても根本的な治療には至らず、とにかく変形性膝関節症の進行を防止していくことが大切である、ということになります。日常の生活管理を徹底し、各種の保存療法に耐えられるような準備も大切です。

また、変形性膝関節症のリハビリの一つに保存療法があります。保存療法については、運動器官が生活習慣病を起こしたという考えに基づいて、安静にするばかりではなく、活動性を維持して、かつ痛みが増強するような動作を制限して減量もするなどの生活指導が大切になります。

筋力強化については膝伸展筋や太股の筋肉に重点を置き、膝の屈曲拘縮の防止や安定性確保に努めること、また治療する側は定期的にこれらの対処法を確認するようにしなければなりません。

また過去に外傷などを受けた事実が原因、基礎となって膝に変化が起きる場合を、2次性膝関節症といいます。この2次性膝関節症の特徴的所見のためには、血液や尿、関節液などの検査が有用となります。