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急性期と慢性期

五十肩とは、肩に激しい痛みが起こる症状ですが、ぎっくり腰のように突然起こるタイプとは違い、徐々に痛みを感じるようになり、またその痛みも徐々にゆるやかに大きくなってくる場合がほとんどです。

また突然慣れないことをしたりすると、痛みが急激に大きくなる場合もあります。例えばゴルフなどをしたりすると、肩の筋肉を酷使したり、間違ったスイングをすることで関節を痛めてしまうと、この状態になるのが顕著と云えます。

このように五十肩の症状が大きくなって、そのピークに達すると、急性期に入ります。急性期の痛みは五十肩である時間の中で最も強いと言えます。この時期に大切なのは、安静にすることです。

安静にして冷やし、肩をできるだけ動かさないようにして、五十肩の名医などに診てもらうことが、急性期を最も早く逸するためのコツです。

五十肩の急性期の激しい痛みは自然と徐々に緩和されてきます。そして慢性期に入ると、このような症状も大きくても鈍痛のような痛みに変わりますが、その代わりに今度は肩周りの可動域、つまり動かすことができる範囲が限定されてきます。

特に腕を上に上げることが最もしずらくなり、ネクタイをかけたり、または洗顔などの何気ないこともしずらくなります。慢性期では温めることが治療の主体になります。

もともと五十肩は肩を冷やしすぎる方が多くかかると言われていますが、急性期では冷やすことのリアクションとして肩の血行がよくなることを試行する意味があります。五十肩の慢性期では、温めながら今度は肩の可動域を少しでもはやく回復させるために、リハビリを多用するよになるのが常です。

リハビリは徐々に可動域を広げることを試行しますので、始めのうちは特に何の効果もないのではないかと疑いたくなりますが、リハビリの開始が早ければ早いほどその効果はより早く現れます。

慢性期では入浴をよくして、その後はできるだけ肩を露出させないようにし、万が一冷やしてしまったらドライヤーなどをあてるというのも五十肩の対策法の1つです。